使用しやすい育毛薬を選ぼう

バセドウ病治療中の育毛薬の使用について

バセドウ病は血液中の遊離甲状腺ホルモンの濃度が高くなることで起こる病気で、特に20~40代の女性がかかりやすりと言われています。甲状腺ホルモンにはチロキシンとトリヨードチロニンの2種類のホルモンがあり、このどちらか一方または両方が上昇することでバセドウ病になります。症状として月経異常、精神不安、微熱、皮膚の痒みや発汗などがあり、身体的にも精神的にも悩まされるケースがほとんどです。またバセドウ病には頭髪の脱毛症状もあるため、抜け毛が増えて困る人が多いようです。バセドウ病によって起こる脱毛は5割の患者に起こるとされ、その原因が複数あることがわかっています。まず最も可能性の高い原因として、甲状腺機能が異常に高まってしまうことで髪の毛の成長を早めすぎて抜け毛が起こる、バセドウ病そのものの問題で、この原因については治療で完治してしまえば、ヘアサイクルは元に戻るため、育毛薬を使わずとも自然と頭皮は元に戻ります。ただし完治後にも甲状腺機能低下症を起こすことがあり、髪の毛を作る毛母細胞を活性化させる甲状腺ホルモンが低下することで、ヘアサイクルが狂い抜け毛が起こりやすくなることもあります。次にバセドウ病治療で、甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールする治療薬の副作用で、抜け毛が起こる可能性もあります。他にも糖尿病などの病気と一緒に併発した場合にも、免疫系やホルモンの異常によって脱毛が起こることもありえるのです。抜け毛が気になるからといって自己判断で治療薬の投与を止めたり、無闇に育毛薬を使用すると、思わぬ結果を引き起こすことがあるので非常に危険です。頭髪が気になる場合は、かかりつけの医師に相談して、育毛薬を使用していいか、使用するならどんなものが良いかを確認してから使用するようにしましょう。